告知ですが、来る4月17日(火)、私が賛同させてもらっている美容師ボランティア団体、HFB (Help From Beauty)が銀座のリクルートビルで これまでのHFBが東北で出会って来た被災者の方々をお招きし、リクルートさんの全面バックアップの下、
『東京でシンサイを語ろう』
というイベントを開催します。
http://www.helpfrombeauty.org/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/
当日のお手伝いのため、先日ミーティングに出席させてもらいましたが、イベントの内容は。。。
実際に被災した方々の経験を生の声で聞き、そしてここからどうその経験を教訓とし、実行して行くのか。
実際に来場者でグループを組み、ボランティア団体のリーダーを交えて話し合いを展開して行くなど。
これから来る確率が高いと言われている震災で 活かせる防災、そして実際に震災が来た時にどう行動するのかといったことが テーマになって行くと思います。
美容師が主体となってくると思いますが、あの震災は 美容室にとってはいつでも緊張を強いられる長い長い日々でした。
今でもあれこれと考えて止まない時がありますが、美容室という所はもちろん、お客様が身動きのとれない状態になっている場所。
カラーをしていたら?
パーマの途中なのに?
停電でボイラーが停止したら?
あの日も カット中のお客様の肩を抱く様にして外に避難しました。
頭が濡れている状態、3月初旬、寒くてお客さんは震えていました。
とにかくその後は急いで。。。
カラーシャンプーも急いで。。。
緊張しました。
無事にシャンプーまで終わって寒くない様に乾かせた事であんなに安堵するんですから。。。
震災の後でも あの計画停電。いつどうなるかわからない計画停電に 常に情報に目を通し、予約の調整をするものの、3月は美容室にとって最大の繁忙期。
これが私にはビックリした事でしたが、震災の次の日が日中かなりお客様がいらした事を覚えています。
うちは殆ど2人体勢。
全席埋まってカラーやパーマをしている時に何かあったら。。。
お手上げ。。。
って訳にはいきません。
私は店長。
責任があります。
その責任とは全く関係なく、やはりいつもその場にいて熟知している者は、どうしたら良いか解らない弱者を守らなければいけないと思うものです。
イタリアの船長にはなれません。
少しでもお客様を安心させる為には事前の認識が不可欠。
揺れてる最中 とりあえず外に出たあの場も 冷静になってよく周りを見ると建物の壁、そして何より電柱がかなり立っていることに気付き、震災の次の日は周辺を少し歩いて上方の環境も確認しました。
さてしかし、あの程度ではない大変な地震が来たら、果たして私はしっかりお客様を守れるのでしょうか?
解っているのでしょうか?。。。
自信があるとは言えません。。。
だから辛い目に遭っても しっかり私たちに伝えようとしてくれる被災地の方のお話から 何か学べれば。。。と思います。
皆さんもまだ人数に枠があるので、お時間あればどうぞ参加してみて下さい。
美容師に関わらず、一般の方も来て頂けます☆
参加申し込みは 上のリンクから☆
当日参加者にはこの1年 活動を通して出会った東北の方々の記憶を記録として出版された本
『記憶』と『記録』
がプレゼントされます。
そして震災でもし被害にあった時、あなたは大切な人を危険から守る事が出来るのか?
こんなアプリがあります。
『彼女『彼女を守る51の方法』
物語を展開してあらゆる知識を教えてくれます。
イベントでも、このアプリを使ってのダイアログがあるそうです。
さあ、こんなに危険に曝されても やはりその場を離れることなく頑張り続ける日本☆
みんなで引き続き、助け合っていきまっしょーー