昨日は、講演会でした。
その講演をして下さった方はあの。
世界最高峰 エベレスト単独無酸素登頂というまさかの挑戦に挑む栗城史多さん。
NO LIMIT ノーリミット 自分を超える方法
今回栗城さんは 全く違った分野の美容師に向けて、最高な言葉の数々を投げかけてくれました★
まず１つ。
イケメンです！
彼はさすが、相当話し慣れてましたね。
一体 どれだけのペースでどれだけの講演をこなして来てるんだろう。。。
２時間近くを 写真を見せてくれながら すごく伝わりやすくしかも笑える話し方で 会場の人間皆を虜にしてくれました。
一年前のお正月前だったか、偶然NHKで壮大な山と彼のドキュメントのCMを目にして何となく気になり、いつの間にか至る所で彼を見る事ができる相当な有名人になっていましたよね。
今回のエベレスト２度目の挑戦は異常気象などで条件が合わずに登頂出来ずに終わってしまいましたがUSTREAMの生中継だとか、本当に栗城さんが 今、目にしているものが見れたなんて、本当に想いもしなかった最高なプレゼントでした☆
仲間が乗ったその飛行機が墜落したという日も、Twitterを見た時は信じられない事だと思った。
私がスノーボードを人生の宝にかえてくれた人達の知人の方も、今回のエベレストと同じ時期に栗城さんの話に出て来たダウラギリに登り 命を落とした事を聞いていました。
『死』と隣り合わせ過ぎることが リアルにどんどん耳に入って来ていた。
どれだけ悪条件が揃った中の 挑戦だったのだろうと。。。
突拍子もない事を考えだし、人に欺かれようが『やらないとわからないじゃん』精神で 素直に不安を抱きつつもそこへ向かって行ってしまうその振り返らない姿勢。
そして 恐らく私たちが一生見る事はないだろう世界を 彼は今のこの世の中の発達を利用して 私たちに届けてくれているのです。
私は半日だけ、たったの１度だけ慣れないスノーシューを履き、長野の雪山を登ってスノーボードをした事がありますが、登り始めて１０分もすれば こんな事を始めてしまった事に後悔し始めるんです。
苦しさなんて表現出来ない。なんだか意味の分からない事が体の中でぐるぐるしてて 少し止まって体を伸ばそうと思えば 背負っているザックとボードに背中を引っ張られ、急な斜面をゴロンゴロンと逆さに落ちて行ってしまう恐怖の想像に追い込まれる訳です。下には奥の見えない深い沢の用な。。孤独みたいな。。。簡単に死んでしまうみたいな。。。そんなものが口を開けているきがする。。。雪山って言うのは、気が抜けない。自然の美しさの裏にある怖さ、危険さをあまりに知らない事に 毎一回気付かされるのです。
私の登りなんて卵からもかえってない程度。
栗城さんはおもしろまじりに話をしてくれたけど、きっと実際に彼が体験して来たことの気持ちを表現しようとしても、この世にその表現出来る言葉は存在しないんじゃないかなって思いながら聞いてました。
右上の山にぽつんと光るもの。
栗城さんのヘッドライトですって。
色んな事を彼は伝えてくれました。
『回り道をすれば 必ずそこへ辿り着く道があるのに、どうして経験者たちは雪壁を登って超えるという敢えて危険な方法を選ぶのか」
「すぐに辞めるだろうと決めつけていた自分が いつの間にか危険な場に追い込まれ、誰かを信じて最後まで行くしかなかったその先に何が残ったのか。」
「もしあの場で引き返していたら、その後の自分と、今の自分の何が違っているのか。」
この写真ホント凄くないですか？？
どーなっちゃって、どこ通ってるのよ！って思います。
たった独りでここを歩くって考えただけで私はもう。。。
彼がしょっちゅう口にしている言葉、
『明るく 楽しく 全てに感謝。』
全てに感謝。これは、
『苦しみにさえ 感謝しています』
と話していました。
彼が言うその言葉は、もう説明してくれなくても意味が伝わった来ます。
ただ私は、色々と 自分が恥ずかしくなる想いでした。
ぬくぬくぬくぬくと、生きていますから。
聞いていた全ての美容師達が、昨日の想いを きっとどこかに持って行くだろうな。と思いました。
夢というものに向かう気持ちに 境界線はない と言う事を、彼はあまりに究極な実体験を通して私たちに伝えてくれた 貴重な講演会でした★
彼の本、これは去年の夏ごろかな？リリースされましたが すっごいいいですよ。
昨日の栗城さんの話の大部分がここに書かれてあります。
一歩を越える勇気
iPhoneとかアンドロイドを持っている方は 電気書籍版を見て頂くと 動画まで満載に入っています★
一回見て頂きたい★
彼が最後、
『本当に今年で、僕見れるの最後かもしれないので、質問とかあったらどんどん。。。』
って言葉が。。。ズキン。としました。
絶対に生きて、また彼の講演を聴きたいと思います。
栗城さん、頑張って下さい！必ず生きて帰って、また色んなツイートを見れる事を信じています★
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