この長野の朝の新雪☆気持ちいいーーー☆
最高!
またまた今シーズンお気に入りの野沢温泉スキー場に行って来ました☆
イエイ☆
今回も猿さんと、この野沢の新ルートを開拓し続ける超ド級ドドSライダーケンゴさんと、初めて会うメンバーで!
サイコー!
サイコー!
さあ 行こーー!
いい天気☆
この3月にあり得ない程の深い雪、新しい柔らかい雪☆
当たりました!
野沢温泉スキー場の全貌☆
今回は猿さんやケンゴさんが押し進めたルートで極上パウダーを食べ尽す!
なんって、私はビビりまくりの冒険☆
とにかくこの緑のラインがヤバかった!
あの斜面何度あったんだ?。。。
もはや究極の雪崩地形。
逃げ場が無い様に見えましたが。。。
無事に帰れるのかどうかわからない気持ちをずっと感じながらのライドでしたが、改めて、あそこまで開拓した猿さんやケンゴさん、本物の岳人です。
山のピークから横へ横へ、落ちない様に、迷わない様に尾根をトラバースし、時には板を外してハイク。
私は移動中、はっきり言ってどこ行ってるのか全く知らず、今、猿さんからの軌跡のデータを見ながら、
『へーーー。ここ行ったんだ。』
って感じ。。。
遭難する人間の典型です。
それにしてもこの移動、私にとっては超命懸けの行動だったんだけどみんなどうだったんだろう?
途中からはこんな状況が続きました。
雪庇。
写真じゃ伝わらないけど左に迫り出してる雪の高さや幅は、横の木を見ればその規模も解るはず。
雪山へ行かない私のお友達に説明しますと。。。
こんな感じ。
山の右から左へ普段風がよく吹く事によって風で飛ばされて来た雪が 山の左側に何日もかけてくっついて行き、それが蓄積して 巨大な雪のカタマリが身を乗り出し、何の支えもない状態でいつ落ちてもおかしくない。これが雪庇。
視界が悪くてうっかり雪庇の上に乗ったりすれば、雪庇が崩落し、もろとも落ち、大雪崩を誘発しかねない状態になっているということです。
この雪庇を崩さない様に内側を通過し、奥へと進まなければ 美味しい斜面まで行けません。。。
この雪庇を見た瞬間 恐れおののき見つめるしか出来ない私です。
本気でビビってます。
そして通過する前にリーダーが言った言葉。
『左に注意して、右に落ちない様に行くよー』
。。。
。。。
へえーーーーーーーーーーーーー?!そんなよくわからない諸注意。。。
でも確かに。それ以外選ぶ言葉は無いでしょう。。。
少し先へ行って高度を下げると、今度は雪庇が自分たちの上に!
いや、もはや地形が沢で、自分たちの周りが雪庇に囲まれてる状態!
こうなったら逃げるしか無い。
少し前に受けた雪崩講習で講師が、
『こういう所では絶対に立ち止まらず、速やかにそこを通過しなさい』
と言っていた事を思い出していましたが、もはや下に降りるまでこの地形は続く、凄い長い距離です。
止まらない訳にはいかず。。。
はーーーー生きた心地しないってこんな感じ?
いやいや!でもね、楽しいんですよ!
この人達とじゃなきゃ 味わえない気持ちだし、ここまでなんとか着いて行けるスキルが付いたのももの凄く嬉しいし!
ほら楽しそう☆
どっちに行くか話してます。
右の方に 凄く小さくミツヤ君が写ってます。
広さが伺えますね。
確かに、案内してもらった斜面、ちょー美味しかったデス☆
しかし、この先最終の超急斜面で ちょーーーっと滑落しまして、ああいう時って不思議。
どうしても頭が下になっちゃうの?
『岳』の滑落シーンもそうだったけど。
そして ものを考える余裕があるのね。
その間に何メートル落ちちゃってるのかはよく解らないけど、とりあえず頭で 本に書いてあった事を思い出していました。
ここのところ危険な所に足を踏み入れる様になった私は 知っておいた方がいいと思い、色々と遭難や山のリスクの本を読んでいました。
そこには
『滑落している人は、少しカラダの向きを変えれば止まる事が出来る場合が多いのにも関わらず、全く何もしようとしていない人が多い。』
と書いてあり、それを思い出したので、多分どっちかの肩をどっちかに入れこんだ。。。と思いますな。
お陰でカラダの向きが正位置に直り、止まる事が出来ました。
ありがたやーーー。
止まってから ケンゴさんのいる所まで行き、上のメンバーを待っていますが、滑落時にお馴染みの方を亜脱臼。
手が上がらない様子を撮られてましたーー
かっこわる!
それにしても今回の教訓はですね?
さっき滑落して頭が下になって落ちた間に考え事をした。。。
もし、岩があったら?
もし、木が立ちはだかってたら?
その先に何も無かったのはただのラッキー。
もし何かに激突して まずい事になってたら、私が本をあらかじめ読んでいた事なんて何の意味もなく、雪崩講習に出た事も、ただの遊びにしかならない。
もう一つ書いてあった事。
『山で滑落すると、時速何十キロにもなる事があり、考えている間にもの凄い距離を落ち、先に何があるかも解らない。普段から練習可能な場でわざと滑落して、瞬発的にカラダを起こせる様にカラダに叩き込んでおく事が必要だ。』
正に。
あー☆それにしても、良い所へ連れて行ってもらいました☆
感謝☆
なんかすごく暗い感じのブログになったかしら?
その誤解を解くべく、気持ちのいいライディングを猿さんのGoProよりお届けしまーす☆
野沢温泉村の様子も、温泉まんじゅうも、最高ですよ☆
チャオ☆
そして、マムートのビーコンも買いました!!
イェイイェーーイ!

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COMMENT
無題
無題
実践ね。。。全然出来てないよ。。。
結果 何も無かったってだけだね。。。
あれでは駄目だと思う。。。あたし。
雪の世界は確かに違って見えるよ!
ブラジルどうだった?
あたしもがくりん羨ましい。。。
無題
ブラジルは、広大な大地が続いてて、雷とかすごく綺麗に見えるよ。晴れた日の空もいいし。人はみんな優しいし。食べ物はおいしいし。
しかし、こっちは夏なんだよね。雪が恋しい。
ひとまず雪崩なくてよかったね。何度も足を運んで経験を積めば段々力もついてくるかね。
無題
まだ裏っ側にいたのね!!
へぇ☆そんな広大な土地に立った事ないなーー
一度位、また一緒に滑れないかなー?
無題
またいくらでも一緒に滑れるさ。チャンスがある度に雪山目指しますよ。