震災から2週間ちょっと経ちましたが、私がいる美容室では 笑顔でその後の事、その時の状況の話をお客さんと交わしています。
そうすると、よく思う事があります。
全然わかってないんだよな。この日本の状況を。と。
自分に対して思います。
笑っていられるから。
でも実際怖かったし、今でも怖いです。
現実、凄い事になってるし、これからが大変なんだ。。。
ユミコと話していました。
テレビで少し前、『被害額暫定20兆円』と言われて 単に『凄い額』だと思いました。
でも、ユミコに『ねえ!20兆円ってどれくらい大きいかわかる?!』
って聞かれて 黙りました。
『ん?1億円が何個?
20。。。。。。。?
え?9000億円と、あと1000億円?が1兆円?が?20個?!』
は?!?!?!?!??!
『ユニクロが10億円寄付ですーごい!!!って言ってたのに。全然足んないじゃん!!!』
って話の結果だったんです。
どうするんだ。。。って思うばかり。
寄付です。チャリティーです。寄付ですチャリティーです!
で、本題に入りますが、私は美容師として出来る事がいくつかあると思いました。
非常用のバッグにハサミ達を入れました。
自分がもし被災したら、避難所で髪を切ってあげる事が出来るな。と真っ先に思ったからです。
あの大きな地震の後、次の日も、その次の日も 信じられなかったけどお店が混みました。
皆さん口を揃えて
『途中で何かあったら怖いけどね、でもこのままじゃいられないのよ!』
っておっしゃいました。
私は今回の事で、更に、人はいつでも奇麗でありたいと思うんだなって実感しました。
そして 一か八かでやって来て 嬉しそうに帰って行くお客さんに私が元気をもらいました。
そしたら被災地の人達の事が頭に浮かんで、これからいつまで避難所で過ごすかわからない中で、髪を切りたいと思う時が来るに違いないな。と思いました。
やっと色々な被災地ごとにボランティアの受け入れをするところが設置されて来て、私と同じ考えを持つ美容師も沢山いる事がわかりました。
でも、実際取りかかろうとすると、次々に問題にぶつかります。
私たちが現地で無料でカットなんてしたら、そこにいる美容師の仕事を奪う事になると言う事。
そして、道具が流されて 腕があるのに仕事が出来ない理美容師の方に道具を提供すればいいんだという考えになりました。
準備を始めました。
まず、被災してしまった理美容師さんへ シザー・コーム・クロスやスプレイヤー、とにかく美容室で使う仕事道具を集めて持って行きます。色んな団体が簡易のシャンプー台を送り出し始めました。
私は6号のシザー1丁、セニング1丁 その他なら沢山寄付出来るものがありました。
もし譲って頂けるものがあればお願いします。福島に持って行きます。
私の父親は福島の人間です。父の実家は幸い内陸なので無事ですが、父の友人はいわき市で家も自営の仕事場も津波で失いました。
まだ、見つかっていないご近所の方がいると聞きました。
原発の問題で かなり敬遠されて、宅急便も、郵便のトラックも言われている通り来ないようです。
きっと日本中で集めた物資は沢山あるのに、福島には届きにくい。
3歳のお孫さんがいるから、放射能のために その子をどうしようか悩んでると言っていました。
お水にも困っていました。
だから、勿論 飲料なども持って行きます。買い占めは出来ないので毎日許される分、お水などを買っています。
twitterでも呼びかけて、数名の方にハサミなど送って頂ける事になりました。
福島に救助に行かれた自衛隊の方と連絡がとれて、少し状況を聞きましたが いわき市の爪痕は酷いそうです。
ご遺体もまだまだ探すので、現地の状況、私が行けるところも常に変わるんだと思います。
今はまだ行くには迷惑になりそうなので、もっと計画を練って、現地の状況をみて4月半ば5月くらいにいわき市に行きたいと思っています。
それまでに道具を集めたいです。
譲って頂ける方がいらっしゃいましたらメールを頂けると嬉しいです。
minimum_shibu@i.softbank.jp
です。
NPOが後々、ボランティアやチャリティのカットも計画すると書いてありました。
福島にも、落ち着いてその計画が立つよう願います。
まとまらず、申し訳ありません。
本気で、お願いします。
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