昨日私、無事32歳になりました☆
なっちゃいました☆
いつもお世話になっている先輩やお友達。
思いがけない方からもお祝いのメールなど頂き、ありがたーく そしてお腹いっぱいお食事しました☆
先月、先輩のお誕生日、先輩がブログに書いていました。
この歳になると、誕生日、親に感謝すると。
全く同じ事を思っていました。
誕生日。
生んでくれてありがとうの日だなーと。
今までずっと味方でいてくれて、ありがとうの日だなーーーと。
子供の頃を思い出して、ぱっと印象に上がって来るのは、よく怒られた事です。
本当によく、怒られました。
悪い事した手を父親の前に差し出し、バチン!と叩かれ、
悪い事した脳みそを父に差し出し、目眩がする様なゲンコツを落とされ、
帰りの時間に厳しかった父に初めて嘘をついて 夜 外にいた時には何故だかバレて、家で正座。
数秒後に漫画にありそうな紅葉模様が残るビンタを頂きました。。。
どの傷みも。。。いまだに思い出せます。。。染みつています。。。
幸い、兄も私も非行に走っておりません。。。
夏休み。
いいえ、全ての長期休暇、まず兄とあたしは板の間での正座から休暇スタートです。
爽やかな朝の座禅ではありません。
通信簿の数字が低く並んでいた事への戒めです。
兄と私の休暇スタートの最初の課題は、いかに両親の頭から通信簿がバッグに入っている事を忘れさせるか!と言う事です。
子供は浅はかです。
忘れる訳がありません。
酷い時は2時間は板の間に正座したでしょうか。。。
大したものなのは、父もその時間ずっと、見張っている事です。。。
足を崩すなんて 出来ません。。。
わかって頂けるでしょうか。。。
そんな時間正座すると、足は真っ赤に腫れ上がります。。。
もはや足はないも同然。何の感覚もなく、感覚がないのにちょー痛い。訳が分からない。どうしようもそのストレスのやり場がないので、とにかく泣きます。
時には私だけ。
時には兄だけ。
兄妹は思い合い、片方が正座している間は同じ気持ちでずっと片方を見守り続け、
『もういいでしょ?もうやめてあげて?』と言いたいのに言えない顔で見守り続けます。
うう。。。
しかし父親。
よくもあそこまで本気で痛がってる子供を更に放置してられたわ。。。
いまだに理解出来ない。。。
しかし恐怖はその後もステップアップします。
よし!もういい!足を崩せ!
の時間。
今度は父のフォローの嵐です。
血が止まってパンッパンの足を『ほれほれ!ほぐせ!』とばかりに揉み解しまくります。
やーばいです。
父をどうにかこうにか吹っ飛ばしたくなるあのしびれ100倍!
触らないで!。。。って言えない。。。
はーーー。。。大人になって良かった事の1つは、これをもう二度と味わわなくて良くなったこと。
どれだけ早く大人になりたいと思った事か。。。
しかし一家の大黒柱、渋川直人はこの時間の中で私たち子供の立場にいくつか教えを説いたのだと思います。。。
辛い辛いとわめこうが、やらなかった事への罰からは 逃れられない事。
辛そうな人を目の前にして、『どうにか助けてあげたい!』という人の傷み、痛みをわかる事。
自分のイタミをわかって助けてあげたいという目で見てくれる、思いやりのある人がいるという事を知る事。
叱った後の、フォローをしっかりする事。
そして。。。
親は怖い!騙せない!最終的に逆らえない!!!
奴らは正しかった。。。
。。。
父親の事ばかり言ってますが、もちろん母は昔っから子供に譲るタイプ。
典型的素敵おとぼけ母さん。
そしてやっぱり女性。私の理解者です。
昔から愛して止みません。
父の事は、一般論として嫌がっていた学生時代でしたから、ここ数年、その反動で 父の大切さを大きく感じている訳です。
何を見ているのですか?
丸くなっちゃって。。。
心も。。。
カラダも。。。
今じゃあ、人様に
『かわいい!』と言われるタヌキ親父になりました☆
今も、言いたいけど言えてない事があります。
父を目の前に座らせ、以前も、そして今後も二度とあんな告白はないだろうという日がありました。
あれだけ怖かった父。
殴られる覚悟をして話しました。
しかし、私が口にした瞬間 グッと目を閉じ、そして必要な話合いを私としてくれました。
あの日を父のあの目を閉じた顔と空気の感覚を 一生忘れません。
『父親』がどれ程のものか、思い知った時間でした。
ちゃんと元気なうちに、この事を話したいと 数年思っているのでした。
そんな事を回想する、お誕生日周りでしたー☆
ありがとーーーーお☆
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